弱火で熱を加えると、上に伸びる性質の野菜たちは、
 熱のエネルギーを受けて、上に行こうとする力を発揮します
 下に伸びる性質の野菜たちは、下に行こうとする力を発揮します。
 鍋の中で野菜の持つ水分が対流し、
 それぞれの野菜の力を引き出してうま味が生まれます。
 一番上の野菜に火が通ればできあがり!

 
 
シンプルな調理
野菜を切って重ねて蓋をして、弱火にかけるだけ!!
調味料が少なくてすみます
最初と最後に少量の塩をふるだけです。
この塩が、野菜の水分と甘味を引き出します。
野菜の味わいがしっかりと感じられるので、重ね煮を使ってアレンジするときも醤油、砂糖、塩などの量が少なくてすみます。
食事制限のため、調味料を制限している方にも少ない調味料でおいしく召し上がっていただけます。
野菜の旨味と栄養素を丸ごといただく「一物全体」
皮を剥かず、アクもとりません。野菜の皮はフィトケミカルという体の調子を整える大切な栄養素が含まれていることが多いのです。
また、アクも野菜の一部であり、栄養素です。
水も基本的には加えません。
いろいな野菜から自然に出てきた煮汁は、それだけで十分おいしいスープとなります。
     ★例外もあります。
        ※ ホウレンソウは蓚酸(しゅうさん)を含むため、重ね煮に使いません。
   
     ※ 里芋は皮を剥き、じゃがいもの芽は取り除きます。
  作り置きができます
保存容器に入れて冷蔵庫で5~7日保存ができます。
  重ね煮のストックを使って、いろいろなお料理のアレンジができます
時短のお料理、お弁当などスピーディにいろいろな料理を楽しむことができます。
野菜 Plus Clair では、重ね煮を使ったおもてなし料理を楽しむコースもご用意しています。
  見た目もきれい
煮崩れをせず、色もきれいに仕上がります。

 
  厚手で蓋のあるものであれば、なんでも大丈夫です。
野菜 Plus Clair ではストウブ社の鋳物ホーローの鍋、
”ピコ・ココット”を主に使用しています。
 
 重ね煮では、野菜から出た旨味を含んだ水分が鍋の中を対流します。
 蓋の裏についた蒸気はまた野菜に落ちていきます。
 ストウブの鍋の蓋の裏には、「ピコ」という突起があり、
 ピコについた蒸気が液化し、まんべんなく野菜に降り注がれるので、
 さらにおいしく仕上がるのです。
 ストウブ社ホームページ http://www.staub.jp